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372 F-House

美術館 + 住宅

狭小地や変形地 収納上手な住まい

[ 所在地 ] 埼玉県さいたま市

[ 竣 工 ] 2014年

[ 工 法 ] 木造2階建て

[ 敷地面積 ] 105.05m²

[ 延床面積 ] 97.71m²

「美術館のような家がいい」
というのがこの家のきっかけでした。

美術館のような家とは何かというのがこの家のテーマになりました。

美術館の基本的な機能はそこで飾られる「作品」をいかに見せるかということです。
美術品とはあくまで「作品」がメインであり美術館自体は「作品」の背景に過ぎません。

背景である美術館に求められるのは出来るだけ少ない要素で構成し
「作品」を際立たせるための謙虚で控え目な空間です。
そうした空間をこの住宅で目指しました。

そして美術館では「作品」にたどり着くまでの過程を
つくることで日常から非日常へと観る人の気持ちを切り替えます。

この住宅では奥に向かうほどくつろぐ場所へと変化します。
玄関からダイニングへ上がって行く階段がそのスイッチとなります。
更にリビングへと上がって行く階段によってリビングとダイニングが区切られ
リビングがよりプライベートな場所へと変化します。

この住宅には美術館に置くような「作品」がありません。
しかし美術館にはない「生活」という「作品」がこの住宅にはあります。

「生活」の背景をいろどる器としてこの住宅を設計しました。

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