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194 K-House

K-House

ガレージのある家 二世帯住宅 趣味を満喫する家 自然素材への憧れとこだわり

[ 所在地 ] 埼玉県春日部市

[ 竣 工 ] 2011年

[ 工 法 ] 木造2階建て

[ 敷地面積 ] 1706.59m²

[ 延床面積 ] 191.70m²

私たち設計者は、様々な与条件をもとに住まいを考える。その与条件が厳しければ厳しいほど、設計者は大変である(きっと)。帰る時間も遅くなる。眼は血走り、三角スケールが宙を舞い、身悶えつつアイデアを捻る。当然苦痛も伴うのですが、そんな困難を経て住まいの完成をお客様と見届けると、そんな思いもどこへやら。どうやら設計者とは多少のマゾ気質がないと大成しないのと違うか??
そんな私たちを悩ませる与条件のうち、重要なウェイトを占める「敷地」に関して、とても恵まれている条件下で今回の住まいづくりが始まった。
そのぶん設計が易しくなる、いろんなアイデアを落とし込める。と思いがちであるが、そんな簡単ではないのが住まいである。様々な答えは出せる。しかし住まいてや周辺環境にとって本当の最適解はどれだ?逆に非常に難しい与条件を抱えて設計は始まった。そしてやっぱり。帰る時間も遅くなる。眼は血走り、、以下省略。
そんななか、悩める私にヒントを与えてくれたのはやはり人であり、既にそこにある風景(建物や畑や木々)であった。住まいてのお母様から昔のお話を伺ったり。解体される運命の現住まいの佇まいであったり。もちろん、お打合せ中の住まいてとの会話の中であったり。
誤解を恐れず思うには、私にとっての設計とは直截的に創造(クリエイト)する行為ではないと思っている。様々な与条件を整理し、再構築する。どちらかと言えば編集者的才覚が必要ではないかと。それと多少のマゾ気質?&遊び心。加えて有形無形の様々な条件には、どんなものであれ必ず敬意を払いたいと思っている。そんな思いで設計し完成したこの住まい、住まいてや周辺環境に自然に馴染むような、おおらかで遊び心ある住まいになったかと思います。如何でしょう?

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